2009年09月21日

ライトノベル読書祭

 最近、ラノベ読書祭りを一人で開催し、今まで読んだことの無い作家さんの本を中心に20冊程度読み漁っております。
 新境地の開拓ってやつなんですが、ラノベの海は広いのでほんのちょびっと広がっただけに過ぎません。。。


 以下、書いていてピントのずれた感想文の様相を呈してきたので、以下追記として隠しておきますね。


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posted by Vis de Mana at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2006年01月23日

A君(17)の戦争9 われらがすばらしきとき

 相変わらず富士見ファンタジアとは思えないえげつない進み方です。
 冒頭のシーンより引用……って引用おおいなあ。大丈夫かなあ著作権的に?
 著作権を侵害する意図はありませんので、問題がありましたらご指摘くださいませ。可及的速やかに対処させていただきます。



「前進を始めた時には60台だった。くにをでた時はもっとあった」ラケルは乾いた声でいった。
「夜まで何台残るか、まことに興味深いですな」そう応じたイスパーはむろんふざけているわけでも現状を他人事のように受け取っているわけでもない。肌の色が白く変わるほどに拳へ力をこめていた。
「意外に残るさ。半分でも計画どおりにすすめばそうなる」ラケルは苦笑いを浮かべた。
「つまり、お先真っ暗ということで?」イスパーがにやにやしながら見上げた。



 ああもう、この佐藤節っぽいのが相変わらずステキ過ぎですよ。
 マテリアル・ゴーストを読み終わったらこっちに行こうーっ!
posted by Vis de Mana at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

マテリアル・ゴースト

 第17回ファンタジア長編小説大賞の佳作ということで買ってみました。

 読み始めたものの、主人公がのっけから私と合わない風味。
 合わないというか、すべてに消極的で死にたがりという設定。

 web KADOKAWA(⇒http://www.kadokawa.co.jp/)より内容紹介を引用してみます。

> 式見蛍は、「死にてぇなぁ」が口癖の高校2年生。「死にたい」大きな理由は
> ないけれど、「生きる」理由もない彼に、ある事件がきっかけには「幽霊が見
> える」という能力がやどる。それはさらなる事件のきっかけだった

 そのとおりのキャラクター造形で、出だしから自殺の方法について悶々と考える主人公の思考に付き合う羽目になります。この方法は痛そうだとか、死んだ後が綺麗じゃないとか、まあそういう感じの。
 積極的に死にたくはないけど、生きているのももう飽きた、ついては楽な死に方を早く見付けて手っ取り早くこの世から消えてしまいたい。

 あー。
 なんか練炭を使って、一人じゃ嫌だからと何人かで連れ立って集団自殺しそう。
 高校生で人生悟りきったように死に方を考える、という思考を私は理解できません。
 若いなりに悩み事があって、生きていることに閉塞感を感じてということならまだ判るのですが……。面白くない、飽きた、もう生きなくても良いや、って感じなのはどうも。
 最後まで読んでいないので、これがどう化けるのかはまだ判りません。が、この序文から第一章までで主人公に感情移入できなくて読むのが辛くなってきましたorz

 ただ、巻末の編集部による解説

>  主人公は、自殺志願者──この一言に、眉を顰めた貴方。正常です。
> (中略)どうせ陰気で後ろ向きな主人公が出てきて、ちょっと前に流行語にも
> なったリストカットとかをするに違いない、そう思ったのです。
>  が、違いました。(中略)可愛い女の子もたくさん出てくるし、むしろハッ
> ピーな物語でした。(以下略)

という言葉がありましたので、とにかく最後まで読んでみます。可愛い……げふんっ、ハッピーエンドは大好きですから!


 ただ、第16回ファンタジア長編小説大賞の佳作作品のトラウマが(ry
posted by Vis de Mana at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書